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朝仕上げの恐怖(笑)
2023.07.13
纏わりつくような蒸し暑さでしょうか、これから崩れる天候を予感させるような暗い曇天、今週も木曜日、大阪の朝です。
私は明日から連休を挟んで夏休みなんですが、今年は四万十川遊び予定、昔良く出張で行っていた、高知、愛媛も久々でしょうか、、、、、、、、
なんか、明日から夏休みだぁ~~~~な、夏の匂い、夏休みがめちゃ待ち遠しかった、小学生のころの夏の匂いが今朝は通勤途中でしたんだけど、、、、、、
みなさん、おはようございます。
でまぁ、上手な職人さんの定義なんかってと、仕事が綺麗ってだけでは丁寧な職人さんってだけで、、、、、、
上手ってなると、綺麗と早いってのは欠かせない資質かと職人やってて思うんだけどね、、、、、
質だけこなせてもだめ、量だけこなせてもダメかぁ~両方持ってて上手な職人さんか、、、、、、、
私は父との修業時代、近隣の宝石屋さんがその日に売れた指輪のサイズ直しを夜、帰宅途中にうちに何本か持ってくるんですが、、、、、、(父とは自宅で仕事してたんです)
そ、それは私に課せられて仕事で、、、、、、
朝、その宝石屋さんが出勤途中に出来上がりを取りにくるんだよね、朝一のそれまでに指輪数点サイズ直しを仕上げないといけないんかぁ~~~~~7時半始業で、八時半か九時には取りに来る~~~~~
「はよせんな、もう来るで、来るで~~~~~」って父にはせかされる(笑)(笑)(笑)
今でも聞こえる忘れない、あの大プレッシャーの渦中の父の声かぁ~~~、私、22,3歳の頃、、、、、、、
まぁ、そんな時代が練習になったんか、後商社さんの半ば専属で職人やる時代に突入するんだけどね
上場商社さんなんていうと、計画立ててきっちりと売り上げ立ててお仕事されるんで、、、、、、、、ジュエリーのお直し毎日50~100点はあったか、決算月なんていうと、、、毎日200点くらいあったんだけどね、、、、、
バブル弾けてたとはいえ、まだ景気いい時代、私の20台後半から30代前半、、、、、、、
あの時代にも鍛えられたか、そして頻繁に行ったイベント会場での実演工房での現場でのお直し、、、、、、
多い時には一日2~300人のご来場客があって、みなさんクリーニングとかお直し持って来るんだよね、、、、、、
優秀だった弟子3号と二人で行って、最高一日500点くらいこなした記憶もあるんだけどね(笑)
まぁ、手の早さには割と自信あるんですが、、、、、(笑)
昨日は明日からの夏休みの連絡はしている宝石屋さんが、じゃあ明日朝仕上げてね~~~ってサイズ直し置いていかれて
父との修業時代の朝を思い出したんですが(笑)「はよせんな、もう来るで、来るで~~~~~」って
何もトラブルがなければいいんだけどね、、、、、、
これなんかは昔ながら手作りで作られた立派な指輪なんだけど、サイズ直ししようとしたらね、、、、、、指輪サイド部分の溶接跡がパッキリと割れましたね
まぁ、今時、レーザー溶接機なんぞあれば、そんなん恐れず綺麗に直せるんだけど、、、、、、
レーザーなんか無い、父との修業時代、そんなことが起こったら、、、、、、
もう父頼みだったんだけどね
まぁ、現場ジュエリー工房では、こんななる可能性があるのんはその場でせずに、全部お預かりだったんですが
まぁ、夕方持ってきた、明日朝仕上げてね~とか、待ってるからやって~とか、出張工房で1日200点仕上げたとかが私を鍛えてくれたのは間違いないかぁ~~~~
明日からの夏休みは、そんな出長工房の想い出の地に行けるのがめちゃ楽しみ~~~~~
さぁ、今日もがんばっていきましょうね~~~~~