先日の狭山池祭りで撮りました。

すっかり綺麗になりましたが、子供の頃ははこの池の中にたつ、

何かわからない建物が　怖かったのです。

多分、池の水を放出するバルブの調節をするところだと思います。

昔はこの狭山池の水を抜いて、干上がっているときがありました。

何故か、その光景を目にした中学生の私は　友達と二人、、、

真ん中を渡ってみようと思いました。

干上がっている様で実際はドロドロ沼状態です、、、直線距離にして約１ｋｍ。

最初は普通にどんどん歩けました、、、そのうち足首まで泥にはまってきて、

少し歩きづらくなりましたが順調に進みました、、、、

それが膝まで泥に埋まりはじめ、かなり歩きづらくなってき、、、

ふとももを超えて埋まるようになり、、、、靴が泥の中に残って歩けないくらいになり、、、

下半身全部泥の中に埋まるようになったのです。振り返ると出発地点が遠くにありました。

前を見ると、到着地点も同じくらいの距離でした。

戻るも地獄、進むも地獄、、、、でも進みました。

苦労して下半身を泥の中からひきずりだしながら、、何とか渡りきりました。

事件にならなくてよかったです。

でも、凄く楽しかったのです。

全身、泥だらけになって家まで帰りました。

家の前庭で、友達と二人母にホースで水を掛けて洗われました。

うちの息子が一番好きな私の昔話です。